外壁塗装というと、まず高圧洗浄から始めるイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかし実際の現場では、すべての住宅で同じ工程が通用するわけではありません。
今回、鳥取市のO様邸で確認した外壁は、見た目以上に劣化が進んでおり、このまま通常通り高圧洗浄を行えば、弱った部分がさらに剥がれてしまう可能性がある状態でした。
そこで今回は、工程をあえて変更し、
👉 「洗う前に外壁を守る」下地強化処理を行っています。
同じように外壁の傷みで悩まれている方にとっても参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 施工前の状態|このまま洗えば劣化が広がる可能性
現地で確認した外壁には、
- 塗膜の剥がれ
- 表面の粉化(チョーキング)
- シーリング周辺の劣化
- 下地の脆弱化
といった症状が見られました。
特に注意が必要だったのは、
👉 触ると崩れそうなほど弱っている部分があったことです。
この状態で強い水圧をかけると、
- 剥がれが一気に広がる
- 必要以上に外壁を傷める
- 補修範囲が増えてしまう
といったリスクが高くなります。
つまり今回は、
👉 **「洗浄が逆効果になる可能性がある外壁」**でした。
■ 工程を変更した理由|“塗るため”ではなく“壊さないため”
通常の流れでは、
① 高圧洗浄
② 下地処理
③ 塗装
となります。
しかし今回は、
👉 この順番では外壁を守れないと判断しました。
そこで先に行ったのが、
- ワイヤーブラシによる脆弱部の除去
- 溶剤シーラーによる下地の固定
です。
この工程の目的はひとつ。
👉 「塗るため」ではなく「壊さないため」
外壁の状態に合わせて工程を変えることが、結果的に仕上がりと耐久性を左右します。
■ 使用材料|ミラクシーラーESで下地を内部から安定させる
今回使用したのは、浸透型の溶剤シーラーミラクシーラーESです。
この材料は、
- 劣化した下地に深く浸透
- 内部から固めて強度を回復
- 上塗り塗料の密着性を高める
といった特徴があります。
表面を覆うのではなく、
👉 弱った部分を“内側から締め直す”ような役割を持つ材料です。
■ 施工の様子|吸い込みが止まらない箇所もありました


実際の施工では、
👉 飴色になるまでしっかり浸透させることを意識して作業しています。
今回の外壁は、
- 吸い込みが非常に激しい
- 一度では止まらない
- 何度も材料を吸収する
といった状態でした。
これはつまり、
👉 内部まで劣化が進んでいたサインです。
しっかりとシーラーを行き渡らせることで、
- 表面のバラつきを抑える
- 下地の一体感を出す
- 塗料の密着を安定させる
といった効果が得られます。
■ この工程を省くとどうなるか
もしこのまま通常通り進めていた場合、
- 洗浄で劣化が拡大
- 塗装後の剥がれ
- 数年での再劣化
といったトラブルにつながる可能性があります。
外壁塗装は「塗れば終わり」ではなく、
👉 塗る前の判断で結果が決まる工事です。
■ 外壁の劣化で悩んでいる方へ|見極めのポイント
今回のような状態は、決して珍しいものではありません。
特に鳥取市のように湿気や雨の影響を受けやすい地域では、見た目以上に外壁が弱っているケースも多く見られます。
ご自宅の外壁で、もし以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 手で触ると粉がつく
- 軽くこするとポロポロ落ちる
- 小さな剥がれが点在している
- シーリング周りが劣化している
こういった状態では、
👉 通常の工程では対応しきれない可能性もあります。
そのため、
「とりあえず塗る」ではなく
👉 「今の外壁がどの状態なのか」を知ることが最優先です。
■ まとめ|見えない工程が外壁の寿命を左右します
今回の鳥取市O様邸では、
- 足場組立
- 土間養生
- ワイヤーブラシによる脆弱部除去
- ミラクシーラーESによる下地強化
といった工程を経て、の状態を整えました。
外壁塗装は、ただ色を塗る工事ではありません。
👉 家を長く守るためのメンテナンスです。
そのためには、今回のように
👉 「状態に合わせた判断」がとても重要になります。
ペイントホームズ鳥取中央店では、鳥取市,倉吉市,東伯郡,岩美郡,八頭郡,米子市,西伯郡で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っております。
現地調査・劣化診断・お見積もりはすべて無料です。
「このまま塗って大丈夫なのか不安」
「うちの外壁も同じような状態かもしれない」
そう感じた方は、する。しない。は別として、お気軽にご相談ください。
建物の状態に合わせた最適な施工をご提案いたします。








